ご依頼者;20代女性、会社員
ご相談・ご依頼のきっかけ
ご依頼者は、既婚の男性と交際(不貞)をしましたが、配偶者である妻の代理人弁護士より慰謝料を請求する旨の通知書が届きました。
ご依頼者は、慰謝料の金額が妥当なのか分からないとのことで、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
当事務所の活動
ご依頼者は、不貞行為をしたことは認めており、慰謝料を支払う意思はあるものの、相手方の請求額を相当な額に減額したいとのご希望でした。
そこで、当事務所が受任して、ご依頼者の代理人として相手方と協議・交渉を行ないました。
慰謝料については、ご依頼者より相手方に対し誠意ある謝罪を示した上で、本件と不貞行為の期間の点などにおいて類似する裁判例等を複数挙げて、これらの裁判例の判決、和解額と比較して、相手方の請求は高額である旨、主張しました。
また、収入状況を説明し、現在の収入では一括で支払うことが困難なため、分割での支払いにしてもらうよう交渉しました。
その結果、ご依頼者が当初に請求された慰謝料の金額を約130万円減額することができました。
以上の経緯を経て、合意書を作成し、協議により(裁判手続きを経ることなく)解決することができました。
受任から約5ヶ月での解決となりました。
当事務所が受任した結果
慰謝料に関して、約130万円を減額。
示談成立(清算条項などを示談書に規定)。