不倫の慰謝料を請求したい
このようなお悩みはありませんか?
- 夫(妻)の不倫相手に対し、慰謝料を請求したい
- 夫(妻)とは離婚したくないが、不倫相手に慰謝料を請求したい
- 夫(妻)と不倫相手の双方に慰謝料を請求したい
- 浮気相手が慰謝料の支払いに応じない
- 夫(妻)と会わないと約束させたい
配偶者の不倫が発覚した場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
不貞慰謝料を請求するためには、証拠が重要となります。
以下、慰謝料請求のポイントについて、説明致します。
誰に慰謝料を請求したらいい?
配偶者である夫(妻)のみならず、不倫(不貞)をした相手方に対しても、慰謝料を請求できます。
夫婦はお互いに配偶者に対して貞操義務、すなわち浮気をしない義務を負っています。
よって、配偶者が不倫を行った場合,配偶者に対して慰謝料請求することができますが、当然不倫相手に対しても、配偶者としての正当な権利を侵害したものとして、不法行為に基づく慰謝料請ができます。
つまり、「不倫(不貞)をした配偶者」と「相手方」が慰謝料の支払債務を負担することになります。
個別の事案の状況に応じて、配偶者のみに請求、不倫相手のみに請求、配偶者と不倫相手の双方に請求の選択をすることになります。
例えば、配偶者の目を覚まして結婚生活は継続したいのであれば、不倫相手に対しての慰謝料請求だけを行い、相手との示談において配偶者とは二度と会わない約束させるなどして、配偶者と不倫相手との関係を終わりにさせます。
どのように慰謝料を請求したらいい?
配偶者が不倫した場合、発見した証拠(メール、LINE、画像,ホテルの領収書、クレジットカード明細など)をきちんと保存しましょう。
そして、それらの証拠により、必要に応じて、配偶者に対し、いつから、どのくらい,誰と不倫を行ったのか確認し、記録に残しましょう。
不倫が判明したら証拠を確保した上で、「不倫相手」に対し、協議を求めることになります。
「不倫相手」に対しては、一般的には、まず、慰謝料の支払いを内容証明郵便等により請求して、交渉します。
相手方が不倫を否定し支払いに応じない場合、金額が合意に至らない場合等には、裁判をするかどうか検討します。
裁判は、時間と費用がかかり、負担が大きいので、証拠関係を精査し、訴訟提起した場合の勝敗、金額の見込み等を十分に吟味して慎重に判断する必要があります。
他方、「配偶者である夫(妻)」に対しては、離婚が関与することがあり、その場合には、一般的には、離婚の協議・交渉、調停、訴訟の中で、慰謝料を併せて請求します。
ご自身で夫(又は妻)の不倫相手と直接交渉することは精神的負担が大きいですし、法的な主張(不倫の認定、慰謝料の金額の妥当性など)をすることが困難な場合もあるかと思います。
最初から弁護士に依頼して、慰謝料を請求するほうが成功する確率は上がると言えます。
一度、お早めに弁護士にご相談なさることをお勧めします。
どれくらいの額が請求できる?
慰謝料の金額に関して、不倫(不貞)の具体的事情は、個々のケースに応じて様々ですので、定型的に決められるものではございません。
裁判になった場合は、主に以下の要素を総合的に斟酌して決められます。
- 不倫(不貞)期間
- 不倫(不貞)行為の態様
- どちらが主導的な役割を果たしたか
- 婚姻期間
- 婚姻関係破綻の有無
- 婚姻生活の状況
など
慰謝料の金額は、50万円から300万円程度の範囲内となるケースが多いです。
必要となる浮気の証拠は?
慰謝料を請求する場合、請求する側が、相手方の有責行為、損害を立証する必要があります。
不倫(不貞)行為では、電子メール、LINE、ホテルのレシート、クレジットカードの明細等が考えられます。
また、有力な証拠がない場合は、興信所等、調査会社に依頼して不倫(不貞)行為の現場の証拠を確保することも考えられます。
証拠の例
- 浮気相手との間のメール、LINEのやり取りの画面写真(スクリーンショットなど)
- 浮気相手からの手紙、写真
- 浮気相手との会話を録音したデータ
- 浮気相手との旅行、ホテルの出入りの写真
- ホテルのレシート、クレジットカード明細
- ドライブレコーダー
弁護士に依頼するメリット
弁護士に依頼すると、主に、以下のメリットがあります。
弁護士が請求すると無視されにくい
相手方が浮気や不倫という行為を軽く考えていて、妻(夫)が慰謝料請求をしても話し合いにすら応じてこないということがあります。
しかし、弁護士から内容証明郵便などの文書で慰謝料を請求すると放置しないで対応する人が多いです。
事態の重大性に気づいて弁護士に連絡して来たりするなど、それまでの態度を変えて対応することがあります。
適切な慰謝料額を獲得すべく弁護士が粘り強く交渉します
ご自身で慰謝料を請求しようとしても、具体的にいくらを請求すべきなのか、拒絶された場合の対応など困ってしまうと思います。
また、ご自身で交渉することは精神的にも経済的にもとても大きな負担となります。
直接、夫(又は妻)の不倫相手と話し合うことは大きな苦痛だと思います。
弁護士に依頼することで、不倫相手と直接話さずに済みますので負担が大きく軽減されます。
そして、弁護士による粘り強い交渉が、相手方の反省を促し、適切な慰謝料の獲得につながります。
弁護士が交渉することで、早期決着が望めます
本人同士で話し合いをしてもお互い感情的になって進まず、解決に至るまで時間が掛かることが多いです。
また、不貞行為に関する法的主張、適切な慰謝料の金額の主張など、ご自身で適切な証拠を収集して相手方と交渉することは難しいと思います。
弁護士が間に入って交渉することで、スピーディーな解決が期待できます。
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弁護士法人アルテは、離婚・不倫慰謝料に関して、多数の解決実績があります。
当社が、これまで解決した事案を分析・検討することで、法律、裁判例により慰謝料の金額、請求方法等をアドバイスすることができます。
また、弁護士があなたを代理して、相手方と協議・交渉することができます。
その場合は、あなたが直接、相手方と話をすることは無くなります。
配偶者の不倫相手と直接、交渉することは、負担が大きいと思います。
不貞の慰謝料請求をするときは、弁護士に依頼することでご自身の精神的な負担がこれ以上大きくならないようにすると良いでしょう。
是非、お気軽にご相談ください。